Fast Lane, Slow Life

野いちご

いまいるメイン州の田舎のあたりは、ちょうどラズベリーとブラックベリーのお花が満開の時期で、どこにいっても、野生のベリーの白い花が咲き乱れています。

ブラックベリーは、こういう花（↓）です。ラズベリーの花もこれにとてもよく似てます。

野生種なので、栽培ものより背丈が小さく、ラズベリーだとわたしの腰ぐらいの高さ、ブラックベリーだと肩のくらいの高さ。

これとソックリな花が、荒れた地面にペッタリ這うようにして咲いてることもあります。こんな風に。

この、「地面に這うように咲く植物」が何かというと、これはワイルド･ストロベリー（Wild Strawberry）なのです。野生のイチゴ。

8月に実が完熟するラズベリーより一足はやく、7月に実がなります。

ほら、そろそろ赤い実が見えてきました。

人差し指の爪ぐらいの小さな野生のイチゴですが、甘いです。

収穫した

わたしの農園、まだようやく若葉が育ち始めたところで、収穫はまだまだ先ですが、

なかには気の早い野菜もあるので、今日食べる分だけ、すこし収穫しました。

まずは、アルギュラ（ロケット）。葉がシッカリしてて、味が濃くて、おいしー！

そして種まいたらアッという間にできちゃう、ラディッシュ。これは細長いタイプ。まん丸のタイプもありますね。

みずみずしくて、カブ系野菜に特有の苦味もすくなくて、シャリシャリおいしー！土がついたままで齧っても平気よ。

レタスも順調に育ってて、あと一週間もすれば、レタスも食べれそう。

園芸の知識など何もないので立派な野菜は作れませんが、たたみ2~3畳分ぐらいの地面があれば、ぱらぱら種まいてお水をあげてるだけで、ひと夏楽しむのに、十分すぎるぐらいの野菜がつくれます。

収穫したての野菜、これにかなうものはないですねぇ。

（いまから何より楽しみにしているのは、トマトです！自分で育てたトマトは本当に美味しくて、お店で買ったトマトと味がぜんぜん違います。ほっぺた落ちます！！）

コーンマフィン焼いたよ

今朝は、なぜかコーンマフィンが異様に食べたくなり、簡単なので、朝から作った。

では材料です。（１カップはアメリカのカップなので、日本の１カップより若干大きめです。）

１．イエロー・コーン・ミール（石臼で粗めに轢いた粉）１カップ

２．小麦粉　１カップ

３．砂糖　４分の１

４．ベーキング・パウダー　小さじ３

５．塩　小さじ１

（A）材料１～５をボウルに入れて混ぜておきます。

６．サラダオイル　４分の１カップ

７．ミルク　１カップ

８．卵　１個

（B）材料６～８を混ぜ合わせます。

（A）に（B）を入れ、ザックリ合わせます。（グリグリ練らないように）

マフィン型に入れて、425度F（220℃）にあらかじめ暖めたオーブンで15~20分ほど焼きます。

できあがりました。

これくらいの大きさのマフィンが・・・

12個できます。

お店で売ってるマフィンのようにベタベタ甘くなくて、サクサク軽くて、ちょっと塩気も効いた、素朴な味。

アメリカの家庭料理の味。

DoCoMoの美しいCM「森の木琴」

先日、こちらで紹介した九州新幹線開通のCMに続いて、こちらDoCoMoのプロモーション映像『森の木琴』が「フィルムクラフト部門」で金賞を得たというニュースを読みました。（ニュースはこちら）

いま初めてこの動画を見ましたが、ほんとうに、美しい。

 

そして、こちらは、この美しい映像を作った皆さんの様子。49回も失敗したそう・・・。最後の最後まで、こちらも一緒に息を詰めて、み入ってしまった。

 

おめでとうございます。

美女プリシラ

新しい首輪をつけてあげました。

しかし、うちの娘は惚れ惚れするような美女だわね・・・（親バカ全開）

 

「Boom!」九州新幹線のハッピーなCM

九州新幹線全線開通を祝うCMが、世界3大広告賞のひとつ、カンヌ国際広告祭で金賞を受賞したというニュースを知りました。

 

私は、このCMを震災直後にネットで教えてもらってみたのですが、連日津波でズタズタにされた様子の写真（*注）を見て衝撃を受け、悲しい気持ちになっていたときに、それとはまったく対照的なハッピー満開のCMを見て、それがとても強烈で、かつ新鮮で、「そうだよ、日本は、こんなハッピーな国なんだよ！」と思い直しちからが出たのでした。（*注：貼られたNYタイムズのリンクの写真集には、ご遺体の写真も複数ありますのでご注意。）

そのとき3月14日の自分のつぶやき。

私の知り合いで仕事で日本に数年暮らした人がいて、彼がアメリカに戻ってきたときに、日本はどうだった？と聞いたときの答えは、

JAPAN IS ONE BIG HAPPY NATION.

そう、まさにそのハッピーな雰囲気が、見るものに強く深く伝わってくる・・・本当にすばらしいコマーシャルだと思います。

記事によると、新幹線全線開通と震災とが時期が重なったために、このCMを日本で流すのは自粛したのだとか。

金賞受賞、おめでとうございます。

 

 

200万羽

折鶴を折って送ると米アパレルメーカーが被災地の子供さんに新品の子供服をプレゼントするという、チャリティキャンペーンが立ち上がったことを、以前、ツイッターで紹介したことがあります。

ここのブログの4月6日エントリーでも、自分の折った白い鶴の写真を載せました。

そういえば、あのキャンペーン、どうなったのだろう・・・。

そう思いだし、今日そのアパレル会社Osh Kosh B'goshのFacebookのページに立ち寄ってみたところ・・・

なんと、全米から200万羽もの折鶴が集まったのだそうです。

最初は、折鶴一羽につき子供服一着(最高5万枚まで)という内容のキャンペーンだったのが、会社側も想定以上に鶴が集まったために、5万着の子供服を8万着に増やして寄付することに決めたという報告。

小学校の先生が自分のクラスのプロジェクトにしたり、ガールスカウトの活動にしたり、鶴はどんどん集まった。

多くのひとが日本の子供たちのことを心配して折り紙してくれたんだなぁ・・・と思うと、なんだか、とても嬉しいです。

 

陽が沈みました。影はエンパイアステートビル。

プリシラちゃん、水が怖いｗ

弟のフランキーは水泳が大好きですが、姉のプリシラちゃんは、血の半分がラブラドールのくせに、水が嫌い。雨にぬれるのも大嫌いだし。

フランキーがざぶざぶ泳いでる横で、プリシラちゃんは、ちょっと水に浸かるぐらい。地上Girlです。

 

（お庭では、このとおり、ハッピーで楽しそうに遊ぶのですが・・・。野球帽をどこかから見つけてきたらしいｗ）

 

森の中の花

メイン州の田舎道や森を歩くと、かならず見かける、小さい白い花をつけるありふれた野草たち。

近づいてみた。

わずか数ミリの世界にあふれる美しさ。