米国の最東端にある、ウェスト・クオディ・ヘッド灯台(West Quoddy Head Light)。
周囲は針葉樹林に囲まれています。1806年にここに灯台が作られ、現在のこの建物は1858年に建ったそう。この地点は、米国の大陸で最も東の地点で、また、米国で最も欧州に距離が近い地点でもあります。
この海域は特に夏場には濃霧が発生しやすく、この灯台も、霧に包まれていることが多いです。毎日夕方4時を過ぎるころになると、大西洋の沖の方から、霧が海面を滑って向ってきます。
この日は、夕方になってもめずらしく霧が出ない日だった。
1604年に。フランス人がこの海まで渡ってきて、川をさかのぼり、小さな島に入植を試みましたが、あまりの寒さに多くの兵と船乗りがひと冬越せずに死んだそう。その川(St. Croix River)が、現在、アメリカとカナダの国境になっています。
最果ての地には川の河口付近に素朴な橋がかかっていて、その橋を渡るとカナダ領。(写真の向こうに見えている橋です。)
橋を超えたカナダ側には、かつて、米国大統領のフランクリン・ルーズベルトが夏を過ごした別荘があって、その場所は、現在は米国とカナダが共同で管理する公園になっています。
空にはうろこ雲。毎日浜に来ては走って鳥を追いかけた。
楽しかった夏も、もうすぐ終わりなんだなぁ・・・
うーん いいですねぇ 旅情を誘います。
なんでボストンにいた時に北に行こうと思わなかったんだろう。プリンスエドワード島 1回行ってみたいですね。
これからどんどん寒くなるんでしょうね。
体調にお気をつけて。
Posted by: Hosoda_kenichi | 09/09/2011 at 09:37 AM
またきっと戻ってくる機会を見つけられることでしょうから、そのときは、ぜひ、ボストンの北へも脚を伸ばしてみてください!ニューイングランド地方は美しい。私は、またNYCに戻りました。これからはNYにいることが多くなります。
Posted by: TrinityNYC (とりんち) | 09/09/2011 at 12:57 PM